鍵がないのに家の中に侵入できてしまった

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夏休みに実家に帰った時の話です。 私は実家の鍵を持っておらず、いつも家の中にいる人に鍵を開けてもらっていました。 しかし、帰省した日はみんな仕事だったので、家の鍵は物置小屋のある場所に隠しておくから勝手に取って開けてね。と言われていました。しかし、その場所を探しても一向に鍵が見つかりません。私はお土産にアイスクリームを買ってしまったため、このままではアイスが溶けてしまう!どうしよう!と嘆いていました。家族には電話やメールをしたものの、みんな仕事中なので出てくれません。 困ったなと思っていると、ふとあることを思い出しました。私が昔、この家に住んでいた時は、夏になると暑いので和室の窓をちょっとだけ開けたまま外出していたんです。昔は防犯も緩かったため、あまりそういうことを気にせず外出していたのでした。そこで、もしかしたら今も開いてるかもと思い、急いで和室の方に向かってみました。すると、やはりうっすら窓が開いています。窓の上からグリーンカーテンがかかっており、よく見ないと開いていることは分からないような状態でした。 そこで私はグリーンカーテンの間をくぐり抜け、そこから家に侵入したのです。実家の人間でなければ、間違いなく不法侵入の泥棒です。とりあえず、窓から侵入し、そこから家の鍵を開けてようやくアイスクリームを冷凍庫にしまうことができました。 その後、家族が帰ってきたので事の顛末を話すと、一同は大笑い。なんと家族全員、私が帰省する日を間違えて覚えていたようです。そのため、鍵の用意をしていなかったとのことでした。とりあえず、泥棒が簡単に侵入できてしまうことが分かったので、その日以来、猛暑の日でも外出時はちゃんと窓を閉めるようになったようです。