ダイエットに役に立つ鍵をかけた食料棚のはずですが逆に飢餓感が大爆発。無理にこじ開け大惨事に。

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ダイエットをしていた友人の話です。友人は出産後、体重が身重のときのままからそれほど変わらず悩んでいたんです。 しかも、育児のストレスなのか、食べグセがついてしまって常に間食をする生活になって、ふっくら体型がさらに加速。 旦那さんからも、健康のためにもう少し痩せた方がいいんじゃない。と言われてしまうほど。 で友人は、食べ物を見ると食べてしまうからと一念発起。 食料棚として使っているキッチンの棚にスナック菓子などのお菓子類にジュースなど間食用の食べ物を全て仕舞って、鍵をかけて、開錠用の鍵を普段仕事に行っている旦那さんに家の鍵と一緒に持って行ってもらうようにしたんだそう。 友人は棚に鍵をかけてお菓子を物理的に取り出せないようにすることで間食グセのある自分に厳しくしなければと考えたのです。 で旦那さんが帰宅してから、夕飯の後に間食用の棚の鍵を旦那さんに食料棚(オヤツ棚と彼女は命名ですが)開けてもらって家族で適量分だけを食後に食べる。 という間食を減らすダイエットの目論見だったらしいのですが。これが結構間食グセがついている彼女には大変だったんだそう。 なぜなら間食用のオヤツは、全て鍵付き棚に収まっているので、食料棚の鍵を持っている旦那が昼間仕事に行っている間は専業主婦をしている友人は、食料棚の鍵を開けることはできません。 昼間、ランチを食べてから、口寂しいと思って食料棚をジーっとみていてもオヤツが入っているのは分かっているのに鍵がかかっているので取り出し不可。 でも取り出せないと思うと、ますます、オヤツが欲しくなる。と彼女。 鍵を持っている早く旦那さん帰って来てくれたら、あの食料棚も開けられるのにい。と思う毎日に。 さらに、旦那さんが残業で遅くなるなんて連絡がきたら、もう大変。食料棚をひっかくレベルの飢餓状態になってしまうようになってしまったんだそう。 でとうとう、鍵をかけた食料棚の鍵を開けてオヤツを取りだそうと鍵穴に針金を差し込んで外そうとしてみたり、もう自分の自宅にいるのにまるで泥棒の様な仕草で必死に鍵を開けようとしていたら、たまたま、会社の都合で早退してきた旦那さんに、彼女が必死で食料棚の鍵を開けようとする姿を見られてしまったんだそうなのです。 彼女の鬼気迫る飢餓感まるだしで、食料棚の鍵をガチガチャと壊してでも開けようとする姿に、旦那さんは、棚の鍵をそっと彼女に渡して、もう食料棚に鍵をかけるのはやめたほうがいい。 鍵は食料棚につけるものじゃないから。と呆れたようにつぶやいたそうです。 旦那に恥ずかしい姿を見られてしまった彼女は、もう無理に食料棚に鍵をかけて間食を我慢するのはやめようと決意。 で結局食料棚の鍵は自分で持つようにして、食べたい時に自分で鍵を開けてオヤツを取り出すようにするようになりました。 でも、鍵を開けて取り出すようになって、鍵を持っているから、いつでも食料棚からオヤツが取り出せる安心感が出てきて、心から飢餓感も消えたそう。そして だんだんと間食グセが収まって痩せてきたという話。食料棚に鍵をかけて結局良い結果だったのかもしれないと今は思っていると彼女は笑いながら話してくれました。