鍵の捜索と一緒にバレるいつもの寄り道ルート

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“今の家に引っ越す前のお話です。父親はよく鍵類を紛失します。これまで家の鍵・車の鍵・家の引き出しの鍵などを紛失した経験があります。
1度も鍵類を紛失したことがない私にとってはなんで何回も紛失するのか疑問に思っています。
数年前、父親は今の家に引っ越す前に住んでいた家の鍵を紛失して帰宅しました。家には家族がいたのですぐに家には入れましたが家族全員を巻き込んで大騒ぎです。まず、どこで・いつの時点で紛失したのか覚えていないので1日の行動の整理から始まりました。家からは確実に鍵を持っていっていたことまでは覚えています。家から会社までは寄り道もしていないし鞄も開けていません。仕事中も鞄は置いたままです。会社からの帰り道、寄り道をたくさんしたそうです。金曜日だったこともあり、人通りの多い商店街で書店へ寄り買い物、コンビニでスイーツの買い物、スーパーでビールを買い、さらにはデパートにまで寄ったそうです。いくら次の日が休みでもこんなに寄り道をして帰ってきていることに家族全員ビックリです。
結局帰りまで鞄を動かしていないので帰り道で紛失したことは確かですがあまりにも寄り道が多かったので検討がつきませんでした。寄ったお店全てに電話連絡をし、駅や通った道にも家族で分かれて探しに行ってみましたが見つかりませんでした。
結局家の鍵は必要なので近所の鍵やさんで再度作ってもらうことになりました。いままでに何度か作ってもらったことがあるので初めての訪問ではありません。また紛失したのかと店主さんと顔見知りにもなってしまい少し恥ずかしい気持ちと、家族総出で大騒ぎの捜索活動、意外な帰宅ルートも分かってしまった父親はその後少し寄り道を控えたようです。何度言っても紛失してくるので半ば諦め気味の家族ですが、新しい家になってからは鍵に名前と電話番号をつけてもらい、落としたら音が鳴るように大きめのキーホルダーをつけ、家族が家に先に帰るときはなるべく持ち歩かない。と対策しています。
新しい家に移り住んでからはまだ家の鍵は紛失していませんがいつまた紛失するのかドキドキです。父親も鍵を紛失すると自分の行動がばれてしまうので最近は少し気をつけています。”