玄関ドア付近に洗濯物を干すことは厳禁、鍵屋を呼ぶのは最終手段

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 玄関ドアの鍵でトラブルが起きました。セーターを洗濯し、干す場所がなかったことと玄関ならばすきま風が入ってきて乾きが早いのではと考え、ハンガーにかけて、玄関の鍵の上部についているチェーン代りの180度回転する金属に吊るして乾かしていました。その後、外出しようと内側から玄関ドアを開け、閉めた後、鍵をした時「カチッ」という音が部屋の中でしました。どうしたのだろうという疑問はありましたが、急いでいたので気にとめずそのまま出かけました。半日後、帰宅して玄関ドアの鍵を開けたところ、鍵は開いたのですが、ドアが開きませんでした。隙間から中を覗くと、洗濯物の重みでチェーン代りの金属が中から閉めた状態になっていました。出かける時の音は金属がしまった音だったのか、洗濯物を金属に吊るすべきでなかったと後悔しました。  一瞬、どうやって開けようかと途方にくれました。取り急ぎ鍵屋さんに電話をして、状態を話し、見積もりをしてもらうと1万5千円もかかると言われました。動揺しましたが、何とかお金をつかわずに自分で開ける方法はないものかと試行錯誤しました。一向に開きませんでした。約20分後、ドアの隙間からチェーン代りの金属にある程度の長さの紐のようなものを結び、上部の隙間へまわし、その紐を外から斜めに引っ張ればその金属が開いてくれるのではないかということに気づきました。ちょうどスカーフをしていたので、まずスカーフを金属に結び、次に玄関ドアの上の隙間から外へ出しました。そして、斜めに引っ張りました。すると、いとも簡単にチェーン代りの金属が中から閉めていない状態になりました。安堵すると同時に、お金をつかわずに鍵のトラブルを自分自身で解決できたので嬉しい気持ちになりました。  鍵のトラブルは専門家である鍵屋に任せればよい、という考え方もあります。緊急性にもよりますが、まず自分で解決できないか知恵を絞り、試行錯誤をして、それでもトラブルが解決できない最終手段として鍵屋を呼ぶべきだと思いました。そして洗濯物を干す場所がなくても、玄関ドア付近、ましてやチェーンやチェーン代りの金属には絶対に干すべきでないことを改めて思い知らされるエピソードでした。